ヒアルロン酸で美肌

加齢につれてヒアルロン酸は減る

ヒアルロン酸減少肌

老いとは枯れること
年をとって老いる様子を「枯れる」と表現する場合があります。これはまさに至言で、特に見た目の老いは、体内の水分量に相関します。 それが最も顕著に現れるのが、皮膚です。  赤ちゃんの肌は、実にきめこまかでさわるとぷりぷりしています。このぷりぷり感は、皮膚に水分がたっぷり含まれている証拠です。  一方20歳を過ぎると、どのようなもち肌美人でも、皮膚のつやや張りが少しずつ失われ、30代、40代と年齢を重ねるごとに、水気のない 乾いたしわしわの肌になっていきます。
皮膚の衰えは、老化の危険信号
加齢とともに皮膚の水分が失われるのは、ほかでもなく皮膚(真皮)のなかで水分を保持している、ヒアルロン酸の量が減るためです。  成人の皮膚のヒアルロン酸の量は、赤ちゃんの20分の1にまで減ってしまいます。  こうした加齢にともなうヒアルロン酸の減少は、皮膚に限ったことではありません。20歳のときの体内の量を100%とすると、30歳では65%、50歳では45%、そして60%まで減少するといわれています。  ヒアルロン酸が皮膚だけでなく、全ての組織の活性化に欠かせない物質であることを考えると、皮膚の衰えは、全身の老化を示す危険信号といえます。  つまり、皮膚がカサついたり、たるんでいる人は、内蔵や骨、筋肉などの組織も乾いて萎縮しはじめています。加齢とともに関節の動きが鈍くなったり、血管の弾力が失われるのはこのためです。
ヒアルロン酸の減少は抑えられる
年齢を重ねるごとに、体内のヒアルロン酸が徐々に減るのは、自然の摂理なので止めることはできません。  しかし、例えば同じ60代の女性でも肌がカサカサしでシワの多い人がいる一方で、若いみずみずしい素肌を保っている人もいます。 これは、年をとってもヒアルロン酸の減少をある程度抑えられることを示しています。  そこで、ヒアルロン酸の減少を食い止める方法として、私たちが考えたのがヒアルロン酸を「食べる」ことにより、外部から体内へ送り込んだらどうだろう、ということでした。

ヒアルロン酸充足肌

肌のみずみずしさを生む原動力
ヒアルロン酸を積極的にとっていると、肌がみるみるうちに若返ってくる例がたくさんみられます。  これは不足していたヒアルロン酸の材料を体内に十分補充していたことで、皮膚の代謝が活発になったためと思われます。  皮膚は「表皮」と「真皮」、そしてその下の脂肪組織からできています。  このうち、普段私たちが目にしているのは、表皮の最上層(角質層)の部分ですが、皮膚の本体をなすのは、その表皮の下にある真皮です。
真皮中のヒアルロン酸が減ると…
真皮のヒアルロン酸真皮は、細胞外マトリックスの代表で、そこにはヒアルロン酸がたっぷりと含まれています。  ヒアルロン酸は、真皮の中を網目状に分布するコラーゲン線維の間で多量の水分を抱え込み、肌の張りとみずみずしさを生み出す原動力となっているのです。  そのため、真皮中にヒアルロン酸が豊富にあると、図aのようにコラーゲン線維に張りが出て、肌の保湿性も高まり、ぷよぷよとした張りがでてきます。  逆に、真皮中のヒアルロン酸が減ると肌のみずみずしさは失われ、図bのようにコラーゲン線維の張りもゆるんで、皮膚は土台からたるんできます。年をとるとシワができやすくなるのはこのためです。
ヒアルロン酸は表皮にも存在する
真皮のヒアルロン酸また一方で真皮のヒアルロン酸が減ると、表皮にも影響が出てきます。  表皮は4つの層に分かれていて、最下層(基底層)で作られた細胞が約1ヶ月かけて徐々に最上層(角質層)まで押し上げられ、やがて赤となって剥がれ落ちるしくみになっています。  こうした表皮の新陳代謝を根底で支えているのが、真皮なのです。  さらに、実は表皮そのものにもヒアルロン酸が存在し、表皮の代謝に直接関わっています。表皮には血管が通っていないため、血管の代わりに水を抱えたヒアルロン酸が通路となって、栄養や酸素を送り込んでいるのです。  したがって、ヒアルロン酸が不足すると、表皮の代謝がみるみる衰えます。その結果、古い角質がいつまでも居座り、きめの荒い、でこぼこの肌になってしまいます。また、表皮のあちこちに貯まったゴミがうまく 排泄されず、これがシミとして沈着しはじめるのです。