関節痛にもヒアルロン酸

変形性膝関節症の痛みに卓効

ヒアルロン酸は治療薬になっている
ひざに痛みを覚えて病院へ行ったら、変形性膝関節症と診断されて、ひざに注射を 打ってもらった、という話しはよく聞きます。  実は、この注射液の中身はヒアルロン酸で、ヒアルロン酸は変形性膝関節症の治療薬(注射薬)として認知されています。  言い換えれば、変形性膝関節症は、ヒアルロン酸の不足によって発生する代表的な症状といえます。
ひざが円滑に動くしくみ
ヒアルロン酸と関節痛ひざの関節は、図のように、大腿骨と頸骨を連結している部分です。しかし、双方の骨どうしは直には接していません。 大腿骨と頸骨の間にはわずかな隙間(関節腔)があって、そこに「滑液」とよばれるネバネバした潤滑油が存在します。また一方で大腿骨と頸骨の連結面は、それぞれ「軟骨」という弾力に富んだ 組織で覆われています。  ひざが、常に体重の負荷を受ける部位でありながら、骨どうしがぶつかって砕けることもなく、自然になめらかに動くのはこの「滑液」と軟骨がクッションとなって衝撃をやわらげているのです。
注射より「食べる」方が効果的
「滑液」の粘りと軟骨の弾力を生み出しているのが、まさしくヒアルロン酸です。 またヒアルロン酸は、日々磨耗する軟骨を、私たちが寝ている間に修復する役目も担っています。  したがってヒアルロン酸が不足すると、滑液が減って、軟骨の磨耗も進み、ひざに痛みが生じてきます。これが変形性膝関節症です。  現在のところ、医薬品として認可されているのは「注射薬」の形のヒアルロン酸だけですが、注射をするだけでは局所にしか対応できません。  一方、ヒアルロン酸を食べて、体の中から不足分を補えば、より大きな効果が期待できると考えられます。実際にヒアルロン酸の摂取でひざのいたみがやわらぐ例がみられています。

リウマチの痛みが消える例も!

リウマチはなぜ起こるか
慢性関節リウマチ(以下リウマチ)は免疫の異常に基づいて発生します。  免疫とは、本来、体に備わっている防御気候のひとつで、対外から侵入してくる異物や、体内で発生した異物を攻撃し、 排除するためのしくみです。 病原菌の感染を防いだり、がんの増殖を抑えるうえでは欠かせない働きですが、何らかの原因でこの機能が異常をきたすと、免疫に働く細胞(免疫細胞)が健康な組織にまで攻撃しはじめます。  例えばリウマチの場合は、加齢によってすり減った関節の軟骨を、免疫細胞が「異物」と認識し、これを攻撃して破壊するために起こります。  自己免疫疾患と呼ばれるこうした病気はとてもやっかいで、リウマチにしても決定的な治療法がないのが現状です。
リウマチの患者さんに朗報!
ところが、実はリウマチの患者さんのひざにヒアルロン酸の注射をすると、全身の関節の痛みがやわらぐことが、全国の医療現場で報告されています。  そうしたことから、ついに2000年の秋、これまで変形性膝関節症にしか使えなかったヒアルロン酸の注射が、リウマチの患者さんにも適応可能となりました。  ヒアルロン酸が、なぜリウマチの痛みの緩和に役立つのか、そのしくみはまだよくわかっていません。しかし、研究成果では次のように推測しています。  注射薬には、高分子(長い構造をしたもの)のヒアルロン酸が使われています。この高分子ヒアルロン酸を、ひざの関節に注射すると、2〜3日で大部分が幹部から消えてしまいます。  このとき、高分子ヒアルロン酸がどこへ消えるのかは不明ですが、おそらくひざ関節の周りの血管を通って肝臓へ行き、そこで代謝されて低分子(短い構造のもの)のヒアルロン酸となり、全身をめぐると考えられます。 そして、その低分子ヒアルロン酸が全身をめぐる過程で体のあちこちに生じているリウマチの痛みをやわらげるのではないか、と考えられるのです。  いずれにしても、リウマチの激しい痛みを少しでも緩和できれば、患者さんにとって大いなる朗報といえるでしょう。  ちなみに菊池先生の臨床経験では、同様の鎮痛効果がヒアルロン酸の健康食品を食べた場合にもみられています。

生理痛や生理不順の改善に役立つ

卵巣や子宮の機能に欠かせない
ヒアルロン酸の健康食品を続けてとっている女性から生理痛や生理不順が改善された、と喜ぶ声がよく聞かれます。  実際に協力してもらった女性の約6割にそうした効果がみられました。  そもそも女性の性機能を司る卵巣はヒアルロン酸の多い部位であり、排卵にはヒアルロン酸の存在が不可欠なので、ヒアルロン酸の補給は、卵巣の活性化に役立つものと思われます。  また、動物実験では、ヒアルロン酸が痛みの原因物質(プロスタグランジン)を調節する可能性が示されているとともに、排卵した卵子のまわりにヒアルロン酸がたっぷり含まれていないと、妊娠する確率が大幅に定価することが明らかになっています。 つまり、不妊対策にも、ヒアルロン酸が役立つ可能性があるわけです。  一方、浜松医科大学の産婦人科では、子宮頚管強靭症(出産のときに子宮の入り口などが開きにくくなる病気)に対してヒアルロン酸の座薬を使って治療し効果をあげています。 この事実は子宮の機能にも、ヒアルロン酸が深く関わっていることを示しています。

こんな症状にもぜひヒアルロン酸を

動脈硬化
本来、血管はとてもしなやかで弾力に富んでいます。これは血管にヒアルロン酸がたっぷりと含まれているためです。 ところが、加齢とともにヒアルロン酸が減るにつれ、血管は硬くなり、血管の筒もほそくなっていきます。動脈硬化と呼ばれる現象です。  動脈硬化が進むと、血圧が上昇し、心筋梗塞や脳梗塞といった恐ろしい病気を招く原因となります。 そうした自体を防ぐには、ヒアルロン酸の積極的な補給が役立ちます。 また、ヒアルロン酸の摂取は、動脈硬化を促す高脂血症を抑えたり、心筋梗塞や脳梗塞の引き金となる決戦の形成を防ぐうえでも奏効します。
疲れ目、ドライアイ
ヒアルロン酸と関節痛目の「硝子体」と呼ばれる部分も、ヒアルロン酸の多い組織です。目をカメラに例えるなら、硝子体は暗箱に相当し、ここでヒアルロン酸は眼球の弾力と張りを保っています。 ヒアルロン酸の摂取でドライアイやコンタクトレンズの違和感が軽減される例がたくさん見られます。なかには視力がよくなる人もいます。
脳の老化
ヒアルロン酸と関節痛
ヒアルロン酸の健康食品をとりはじめてから、意欲が増して元気になる例が多いのも注目されます。 例えば、これまで朝起きるのが辛かった人が、爽快に目覚められるようになったり、仕事にやる気を失っていた人が意欲を取り戻し、朝からうきうきした気持ちで出掛けられるように なったなど様々な声がきかれます。  脳も、ヒアルロン酸の多い組織なので脳細胞の活性化にヒアルロン酸が一役かっていると推測されます。
肩こり、腰痛
ヒアルロン酸と関節痛ヒアルロン酸は結構をよくする働きもあります。そのため血行不良による肩こりや腰痛にはヒアルロン酸の摂取が大変有効です。また、ヒアルロン酸をとっていると、便通がよくなる例が多い事から、これも肩こりの改善によい 影響を与えるものと思われます。
夜尿症
地方によっては、子供に鶏のトサカを焼いて食べさせると夜尿症が治るという言い伝えがあるようです。実際に 幼い頃、鶏のトサカを食べて夜尿症が治ったという人の話しを何例が聞いた事があります。  ヒアルロン酸の保水作用が尿の出をうまく調節するのかもしれません。
切り傷、すり傷
小さな傷であれば、放っておいても自然に治ります。これは細胞外マトリックスが総動員で修復にあたるためですが このときヒアルロン酸も大活躍します。  手術後などもヒアルロン酸を積極的にとることで、傷の治りを早める効果が期待できます。 また、外傷のみならず、体の内部にできた傷、例えば血管や胃壁の損傷の修復にもヒアルロン酸は欠かせません。  実際に市販の胃薬を手放せなかったという30代の女性が、ヒアルロン酸を食べ始めてから胃薬がいらなくなった例があります。
その他
頭髪がうすくて悩んでいた50代後半の女性がヒアルロン酸食品の摂取で、頭にうぶ毛がたくさん生えてきた例がありました。 また、ヒアルロン酸の健康食品を食べはじめてから、風邪をひかなくなったとか、冷え性が解消されたとか、短い睡眠時間でも体調がいいとか、 あるいは乳房に張りがでてきたという声も聞かれています。